唄うように空へ

日光

自分の中にあるエネルギーに目を向けたことはありますか?

例えばこんな時。
やりたかったことに向かってワクワクドキドキしながら、やる気が充ち満ちている時。

例えばこんな時。
負の感情が渦巻いて、心の中で想いが爆発しそうでじっとしていられない時。

どちらもとても大きなエネルギーだと思います。

でも、このパワーって外だけじゃなくて
自分に向いてしまうこともあると思うのです。

嫌われたくないから。
弱みを見せない人でいたいから。
相手を嫌な気持ちにさせたくないから。

色んな理由で外にエネルギーを出すのをやめて抑え込んでしまう。
そうして抑え込むと、行き場を失ったエネルギーは自分に向いていく気がするのです。
エネルギーの矛先が自分に向くと苦しくなることもあります。

私はそんな時、風で消えそうなくらい小さな声で
空に思うことをそっとつぶやいたり、口ずさんだりします。(真昼間は恥ずかしいので夕方から夜が多いです。笑)

悩んでいる時は、気が付くと無意識に谷川俊太郎の「春に」を口ずさんでいます。

誰かや何かに受け止めてもらったり、認めてもらわなくても、
エネルギーを放ったことで、なんだかほっとする今日この頃です。

最後にこの歌を添えて。          まっきー

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「春に」谷川俊太郎

この気もちはなんだろう
目に見えないエネルギーの流れが
大地からあしのうらを伝わって
ぼくの腹へ胸へそうしてのどへ
声にならないさけびとなってこみあげる
この気もちはなんだろう
枝の先のふくらんだ新芽が心をつつく
よろこびだ しかしかなしみでもある
いらだちだ しかもやすらぎがある
あこがれだ そしていかりがかくれている
心のダムにせきとめられ
よどみ渦まきせめぎあい
いまあふれようとする
この気もちはなんだろう
あの空の青に手をひたしたい
まだ会ったことのないすべての人と
会ってみたい話してみたい
あしたとあさってが一度にくるといい
ぼくはもどかしい
地平線のかなたへと歩きつづけたい
そのくせこの草の上でじっとしていたい
大声でだれかを呼びたい
そのくせひとりで黙っていたい
この気もちはなんだろう
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