雨の中で

去年の10月ごろ、とあるイベントの打ち合わせで友人と代々木公園でピクニックシートを敷いての打ち合わせをしたときがあった。

アルコールを片手に、代々木公園の真ん中で。

すると、雨がポツポツ降ってきて、ぼくと友人は慌てて荷物を片付けて木の下へと避難した。

木っていうのは、本当に凄くて、本当に雨をしのげるのだ。びっくりした。木ってすごいんだなと思った。

しかし、雨は一行に止む気配はなくて、どんどん強くなっていく。木でも防ぎきれなくなった雨を、なんとか防ぐためにぼくらは、レジャーシートにくるまって、傘がわりにすることにした。

雨の中、木の下で、レジャーシートの中で身を寄せて雨を眺める。この光景が不思議で、面白くて、話はまたそれではずんだ。わはわはと笑いながら、雨が止むのを待った。

こうやって雨宿りをしたのって初めてかもしれない。

結果的にわりと濡れたし、お互いレジャーシートからはみ出ていた肩は濡れたけど、ぼくらは面白い体験ができた!と満足していた。

雨がふると、ぼくらはちょっとネガティブに捉えてしまいがちだけど、そうじゃない。雨の中の楽しみ方を知らないだけだ。

雨は、緑をうるおわせることができるし、音を楽しむことができるし、人と人とを近づける力だって持っている。

その瞬間を楽しむのは、いつだって自分。

よししげ

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